前職を辞めた理由。

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忘れないうちに記録。去年書いた下書き記事を公開する。

前職はJ隊パイロット。

★組織として生産性がない

役所と同じでマニュアル通りにしかできない。というかそうしないといけない。だから安パイな逃げの判断しかしない。でも上司は威厳を見せようと重箱の隅をついたようなねちっこい指導、怒鳴り、長時間説教。部下を指導することの意味を履き間違えがち。なんのために働いてるのかわからない。達成感なんて感じたことない。鬱にはならなかったけど怒りしか沸かなかった。かなり居心地悪いし自分自身成長できないと思った。

★上司のハズレ率と縦社会

王様のご機嫌をみんな気にしてる。カラスは白いと言えばカラスは白い。小さな北朝鮮。色んな王様の元で働いたが9割はハズレ。若い幹部は大量の仕事を押し付けられ遅くまで残業させられる一方、王様と取巻き上司は定時帰り。部下を管理できてないくせに態度だけはいっちょ前。後輩には自殺した奴もいる。ほんと腐ってる。

★型にとらわれすぎて決断が遅い

これは人材育成に対する不満。いかに文字が小さくボリュームがある説明用パワーポイントを作れるかで評価される。どうでもいい項目までびっしり説明することが肝。プレゼンの際は王様に対しそのパワーポイントを全部音読してあげる。「普通に考えれば」ができない。教程の思考過程の順番どおりに考えないとだめ。あほらし。一生言葉遊びしてろ。

★キャリアを通じて航空操縦士勤務できない

やるからには操縦を極めたかった。でも異動ばっかり、非搭乗配置ばっかりの未来。辞めるときまでずっと考えたけど、何のためにこれまで死物狂いで操縦を勉強してきたのか答えは出なかった。全部中途半端。このまま組織に残っても退官後には何も残らない。ただの組織のコマ。

★30歳目前、夢を追いたい、やりたいことを極めたい、独立したい

個人主義でプロフェッショナルな技術重視で独断的な俺の考え方と前職の組織の在り方がマッチすることなんかあり得なかった。いい勉強になったが20代の7年を捧げたのは重い。急ピッチで目標までのペースを取り戻す。