我流アガベ育成方法。

俺のアガベ育成方法についてまとめる。

初心者のくせに完全我流なので、これから失敗する可能性は大いにある。
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★用土

ベラボンプレミアム、ベラボンサキュレント

★鉢

プラ鉢(ミニ蘭鉢2.5号、3号、3.5号)、素焼き鉢(4号)

★育成場所

ベランダ

★植付けルール

ミニ蘭鉢にはベラボンプレミアム、素焼き鉢にはベラボンサキュレント

 

ベラボンを使ってのアガベ育成情報は、ネット上にもほぼない。この時点でほぼ手探り状態。

これに加えて、アガベ育成で使用率ほぼ0の素焼き鉢を使用。アガベ界ではプラ鉢か陶器鉢がメイン。

 

以下、ベラボンと素焼き鉢の特徴と、これに至った経緯を記載する。

★ベラボン
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土を使わない&虫のわかない&燃えるごみで捨てられる用土(ヤシの実チップ、土ではない)。結構有名商品で観葉植物に使ってる人はそれなりに多いと思う。

当初、プラ鉢4号を含む各サイズでベラボンを使用していた。2.5~3.5号プラ鉢ではそれなりにアガベも育つし、乾燥もまあまあ早い(初心者感覚で)。

プラ鉢4号だけはダメだった。1週間経っても鉢は重い(含水量がほぼ変わらない)まま。鉢をひっくり返すと、もちろん中のベラボンは湿ったままだったが、何よりカブトムシ臭い。湿気と屋外気温でさすがのベラボンも腐敗が進んだのだろう。通常5年は使える商品なのにたった1週間で。こんなところに根っ子を入れてたら腐ると思い、新たな4号鉢を探すことにした。

 

★素焼き鉢

エケベリアブログの方の「素材別鉢の乾燥スピード比較(普通の土)」を調べた。圧倒的に素焼き鉢の乾燥が早い。比較テスト&結論によると、

素焼き鉢:2日目には鉢中の水分50%減り完全乾燥4日、その他各鉢:少しずつ水分減り完全乾燥まで2週間。

結論は、素焼き鉢は乾燥が早すぎて多肉植物向きではない。

 

これを見て思ったのは、乾いたらその都度水をやればいい、ということ。

ちなみにアガベ系YouTuberの草刈草雄さんは、「水が乾くタイミングでアガベの成長ホルモンが分泌される」と仰っていたので、灌水↔乾燥のサイクルは早いに越したことはないと思っている。(この草刈草雄さんは、大学で植物成長の研究していたのではないかと勝手に予想している)

 

以上のことから、ベラボンプレミアムより乾燥の早い「ベラボンサキュレント」と「素焼き鉢」の組合せでアガベ中〜大株の植付けと育成をしている。

 

余談、3Dプリンターのメッシュ鉢も検討したが、価格が高い、目詰り間違いなし、高温での変型というデメリットのため却下。

普通に育つのならベラボン×素焼き鉢は趣味アガベ、多肉園芸の人にはベストな組合せだと思うがどうなるだろう。

まあアガベを育てる層に素焼き鉢は流行らんだろうな。ミスマッチなデザインを許容できないと。

 

【追記】

腐敗したベラボンは全て廃棄することを勧める。

一度でも鉢の深いところで蒸れて腐ったベラボンは、黒ずんだり湿った時の色が濃い茶色になった。これを熱湯消毒・乾燥して新しい株と鉢に使ったが、2日後にはその鉢からカブトムシ臭がしだした。

すぐに新しいベラボンに植え替えたので匂いはなくなったが、そのまま使い続けると腐敗がアガベに移ってしまうかもしれない。アガベのほうがベラボンより圧倒的に弱いのだから。