測量士試験の独学勉強法。


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俺自身の勉強方法や予算についてまとめる。

 

ちなみに測量に関する知識はゼロ、航空機・UAV(ドローン)の知識はある程度ある状態で初受験。

お金は払いたくなかったので独学で受験することにした。

受験日は令和3年9月21日

 

【勉強方法】

①図書館で借りてきた本を流し読み(令和2年12月)

②過去問5年を印刷し筆記解答丸写し(〃)

何を書いてるのかはさっぱりわからない。

③午前過去問繰り返し。計算問題は後回し(1~3月)

参考に測量士試験についてまとめてくれているサイトを見ていた。全くわからない分野は測量士補ページの基本解説を見て勉強。

④行列の解き方のテキスト購入(4月)

午後NO.3に必要な数学だが高校理系数学を超越した解き方を知っておく必要があるためテキストを購入。

⑤やる気が出ず放置(5~7月)

⑥YouTuberの午前問題解説を見つつ反復演練(8月上旬)

このあたりから「作業規定の準則」にいろいろ書き込みながら系統ごとに暗記。

⑦過去5年の午後問題を解きつつ、内容を調べる(8月下旬~9月、1日3時間)

YouTuberの解説はすごくわかりやすかった。無料でこれだけの知識を得られるのは本当にありがたい。

⑧総復習(~試験日、1日5時間)

【試験日当日】

感染者数の多い時期だったにも関わらず試験会場にはかなりの受験者がいた。試験を受ける部屋の座席に大学が元々設置している「この席は使用禁止」シールを無視して使用、全部屋受験者でパンパン。

試験自体の難易度は、令和3年度測量士試験問題は例年並み〜易しいらしい。

午前問題は、ここ聞くか?と思うような意外な問題も少しあった。全く解らず。計算問題はだいたい過去問どおり、標準偏差の問題は完全に新しかったため解けず。

午後問題は、応用測量、空中写真測量を選択。必須NO.1は結構わからない箇所多め、過去問内容以外のところを押さえてなかった弊害がでた。応用測量、空中写真測量で巻き返せてたらいいけど微妙。

なお途中退室した受験者の問題用紙は回収されてしまうためほとんどの受験者が最後まで席に座っていた。

【試験後】

帰宅後自己採点した。午前の選択問題は550/700、午後の筆記問題は必須のみ採点(大体150/300)、選択問題(400点満点)は採点していない。

感覚的には1400満点中900あるかないか。(合格ライン910点)

 

落ちていてもおかしくない試験だった。来年度の試験は5月。またモチベーションを上げるのが大変だと覚悟していた分ほっとした。

来年は土地家屋調査士を受験予定。もちろん調査士の知識経験はほぼ皆無。測量士土地家屋調査士試験の午前試験を免除できる資格でもあるため勉強の焦点を絞ることができる。